看護師は女性に人気がある職業の一つです。小さな頃から看護師を目指していたという人も珍しくありませんが、中には社会人になってから看護師に転職を考える人もいます。
看護師になるには国家試験に合格する必要があり、そのためには実習も必須なので、完全な独学では受験資格が得られません。ですから、会社で働きながら養成学校に通う必要があります。資格取得までの最短ルートは、3年制の看護専門学校に通うことです。夜間課程のある学校や通信課程のある学校を選べば、働きながら勉強することが可能です。
まず入学するために、入試を受けなければいけません。その後も学業と仕事を両立できるよう、スケジュール管理をしっかりとすることが大切です。実習期間に入ると、夜間過程であっても朝から夕方まで学校に通うことになります。有給などが取得できる職場なのかなども含めて熟考する必要があるでしょう。それに学校に通うだけでなく、自習は必須です。1日、1週間、1ヶ月単位での学習計画を立てて実行していきます。看護師の国家試験は出題傾向があるので、それに合わせた計画を練っていくと効率的です。
もしくは、会社を辞めて看護助手として病院に転職してから通学するというのも一つの方法です。パート勤務が多い看護助手になると給料は減ってしまうかもしれませんが、時間に余裕が出来ますし、現場で経験を積みながらなので学業と両立しやすいでしょう。また、病院によっては就学支援制度などを設けているところもあります。